受け継がれる着物

20140805ai

着物は一生物・・・!というわりには、
実際は、そうでもないようで
サイズも合わなく、デザインも昔・・・。
その都度、一生物と言いながら買ってしまう・・・。
その繰り返しで、増えていく・・・。
この連鎖が現実のようです。

時々、大切に保管されていた懐かしい着物を
着付けさせて頂くことがあります。

確かにサイズも現代のものより小さ目。
今では、珍しい柄素材であるかもしれません。
身丈出し、裄出しの可能な限りサイズ直しをし
袖を通す機会が増えればと思います。

新しくお仕立てする場合、小さいサイズで仕立ててしまうと
その人しか着れなくなります。
着物は、調節万能なお召し物なので
受け継がれていくに良いサイズでお願いするのが
良いと思います。 身丈163~165 ・ 裄丈65~67

このあたりで仕立てるとある程度は対応できると思います。
普段着のように着るものではないという意味で対応サイズを
標準にしてもらうのが、長く受け継がれる一つかもしれません。

今風とはいいませんが、受け継がれた時代の分だけ
少し新しくアレンジさせていただきました。
喜んで頂けると嬉しいです!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です