徳島鳴門・祝いの甘~い赤飯
徳島の婚礼のオリジナルに花嫁菓子があります。
ほんのり甘い菓子。昔は、花嫁さんを見に来た
ご近所さんや子供たちに配られていました。
もう一つ・・・・。
鳴門地方では、引き出物で甘いお赤飯をいただきます。
甘いといっても、砂糖を入れて炊いているわけではありません。
ごま塩をかけるのが主ですが、鳴門地方では、ゴマ砂糖を
かけていただきます。
鳴門地方の開発の歴史に影響があったと言われています。
江戸時代から、海が近い鳴門地方では塩田地帯として発展していました。
云わば、塩はいくらでも手に入る環境にあったといえます。
一方、お砂糖は貴重で手に入りにくかったため、
ありふれた塩ではなく、砂糖を祝い事に使われるようになったと
言われています。
もちもちした赤飯に、ごま砂糖をかけていただいてみました。
おはぎのような、スイーツ感がありおいしいです!
徳島市内では、ちらし寿司に金時豆を入れているのにも
驚きましたが、徳島の方は甘い物がお好きなようです。
花嫁菓子と、ごま塩赤飯は徳島ならではですね :-[