自分で決める吉日-日本の四季と暦

自分で決める吉日

おめでたい行事は、お日柄が大切?
先勝・大安・友引・先負・仏滅・赤口・・・・・、
これを六曜といいますが、宗教的な概念から来たもの
ではなく元々は、賭博師のための暦。
太陽暦の導入に伴い明治以降に他の吉凶を表す暦注が
迷信にあたるとして禁じられた際に、唯一禁止を免れたもので
にわかに支持され人気が出た現代でいう、占いのようなもの?

四季に恵まれた日本では、古来から日本人独特の
時間の概念があるようです。全ての物に命が宿る・・・
という考え、日本人の精神と豊かな四季と自然を
繊細に感じるなか生まれた感謝と生きるリズム。
人生をマラソンに例えられることがありますが
スタートラインに立ち途中、苦境・・・
それを乗り越え有終!
昔はこれらを、四季で現されたのではないでしょうか・・・。

立春・春分・清明、草木萌動、桃始笑、など・・・・
季節の節目で始まりを決めることが古来からの
縁起だったように自然のリズムに自分が生かされる。

このように、日本人が日取りを気にするのは
幸福を願う人々から発したものであるといえます。
さまざまな行事の始まりがそうだったように
大安や仏滅にこだわるのではなく自分たちのリズムで、
記念の日や忘れられない日等々・・・・、
マイ吉日を持ってもいいと思います。
直感で!!その日を深く感謝する心があれば
その日が特別な日!
それが自分の吉日ではないでしょうか。。

かつて、花が咲くことを「笑(咲く)」と書いたそうです。
「桃花笑ころ、結婚します。」
・・・・なんて、自然でいいですね。

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