自分で決める吉日-日本の四季と暦
![自分で決める吉日](https://kimono-aizono.com/wp-content/uploads/20150113ai.jpg)
おめでたい行事は、お日柄が大切?
先勝・大安・友引・先負・仏滅・赤口・・・・・、
これを六曜といいますが、宗教的な概念から来たもの
ではなく元々は、賭博師のための暦。
太陽暦の導入に伴い明治以降に他の吉凶を表す暦注が
迷信にあたるとして禁じられた際に、唯一禁止を免れたもので
にわかに支持され人気が出た現代でいう、占いのようなもの?
四季に恵まれた日本では、古来から日本人独特の
時間の概念があるようです。全ての物に命が宿る・・・
という考え、日本人の精神と豊かな四季と自然を
繊細に感じるなか生まれた感謝と生きるリズム。
人生をマラソンに例えられることがありますが
スタートラインに立ち途中、苦境・・・
それを乗り越え有終!
昔はこれらを、四季で現されたのではないでしょうか・・・。
立春・春分・清明、草木萌動、桃始笑、など・・・・
季節の節目で始まりを決めることが古来からの
縁起だったように自然のリズムに自分が生かされる。
このように、日本人が日取りを気にするのは
幸福を願う人々から発したものであるといえます。
さまざまな行事の始まりがそうだったように
大安や仏滅にこだわるのではなく自分たちのリズムで、
記念の日や忘れられない日等々・・・・、
マイ吉日を持ってもいいと思います。
直感で!!その日を深く感謝する心があれば
その日が特別な日!
それが自分の吉日ではないでしょうか。。
かつて、花が咲くことを「笑(咲く)」と書いたそうです。
「桃花笑ころ、結婚します。」
・・・・なんて、自然でいいですね。