八重桜/着物文様

八重桜/着物文様

着物の文様のご紹介。
今回は、植物文様の中から日本の代表的な花である桜文様の一種
「八重桜文様」をご紹介いたします。
八重(やえ)とは文字通り、八つ重なっていることを意味しますが、
そのことから転じて、数多く重なっていることの意。
本来の「八重桜」はたくさんの花弁が重なった桜の総称ですが、
着物の文様上の定義では、花弁が五つ以上の桜を文様化したものを
「八重桜文様」と呼んでいます。
通常の桜文様よりも華やかで、豪華な雰囲気を感じさせます。
画像の振袖では黒のラメ着物生地に八重桜と他の花文様とを組み合わせ
ピンクと黒の色の対比もあいまって、華やかな花手鞠文様を形作っています。

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